精々冷めた麻酔を打って
真新しい夢を見なよ
瑠璃の小箱に詰めた嘘が
剥がれてしまうその前に

どうせなら底に沈めてただ
錆びていく過程を眺め
単調な歌で淡い振り
それさえも素振りだけれど

嗚呼 嗚呼、あ
祈って
心臓に酸素を

歪んだ硝子の向こうに
誰かを見ている
瞼を伏せて立ち竦んだ
その影が光を孕む
歪んだ硝子の向こうで
貴方は見ている
爛れた喉を震わせて
この声さえも厭うなら

精々冷めた麻酔を打って
真新しい夢を見なよ
瑠璃の小箱に詰めた嘘が
剥がれてどこかへ行く前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

白昼水槽


素振り(そぶり)

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投稿日:2011/01/02 00:41:30

文字数:242文字

カテゴリ:歌詞

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