種を蒔いて 水をやった
どうしても芽は出せなかった
きっと閉じ込めたのは僕で
必死に照らしたのは君だ

暗い路地裏が怖くて
街頭の多い道を選んだ
けれど人混みは避けるように
孤独を楽しいと択んだ

暗い六畳間
息をしていたはずだった
淡い蛍光に
僕は生きてなどいない。

咲いて flower flower flower
枯れてしまいそうなはずだった
雨の日だって水をあげた
泣きそうになった僕は愚か
消えて 待って そっと支えて
空に溶けた灰色の未来
だから、無理をしてでも
笑ってたんでしょ。

心の底 水は枯れた
とうに足下は崩れていた
踏み出そうと足掻くフリは
情けない僕を写していた

絶望の淵 意志は逸れた
無我夢中は君を蝕ませた
何にもできない僕は
何にもしないままだ

感情が消えそうで
安息の場所を求めていた
それでも足枷は
離してくれなどしない。

泣いて flower flower flower
消えてしまいそうなはずだった
陽の差さぬ場所で刻まれた
ただただ過ぎて行った刻は
会って そっと 夢を見させて
今だけ少し儚い藍色
だから、無気力なままでも
死ななかったんだ。

今はまだ 無理をしなくてもいい。
今はまだ そのままでいいよ。
きっといつか 救ってくれる。
きっといつか 咲き誇る花を見よう。

咲いて flower flower flower
枯れてしまいそうなはずだった
雨の日だって水をあげた
泣きそうになった僕は愚か
消えて 待って そっと支えて
空に溶けた灰色の未来
だから、君の隣で笑っていたいんだよ。
だから、「生きててよかった」
そんな花を咲かすよ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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flower_歌詞

閲覧数:97

投稿日:2022/04/21 20:21:45

文字数:701文字

カテゴリ:歌詞

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