リン:は~~~ぁ ふぅ
ミク:どうしたんですか ミクミク
リン:え? ああ、今日ね、本部への定例報告会なのよ
レン:報告することなら ちゃんとあるんだよーん
リン:WRYYYYN! こんな報告、できるわけないでしょー!
レン:ケンキューならまじめにやったよーん
リン:ミクさん 研究名はなんだったかしら?
ミク:毒キノコの安全な食用への転用 です
レン:素晴らしい目的だよーん、お金の無駄遣いしているどっかも見習って欲しいんだよーん
リン:アイ研究員の報告CDを再生するわ
アイ:サンプルとして、ベニテングダケを使用。水酸化ナトリウム水溶液に溶解後、ベンゼンを加えて抽出。ベンゼン溶液に成分のみ移動させ、エヴァポレーターにかけてベンゼンを除去し、成分のみ分離。精製後、アルコール溶液中でグルコサミンと反応させ、分離成分のα位にアミノ基を付与し、低温で結晶化させ、濾過により分離。解毒、及び、食用化、が期待される、成分X、を、ベニテングダケに注射器で注入。色が虹色に変化。新種を作る事に成功。これを所内では、サイキョーベニテングダケ、と命名。
レン:大丈夫だ、問題ないんだよーん
リン:・・・問題はこの後よ
アイ:人体実験の結果です。被験者として隊員数名に食して貰う。”旨い! イー!”と5回連呼していたが、突然顔が虹色に変化し、次にネオンサインのように色が変わっていき、1分後に全員倒れたので、医務室に運搬しました。保健医の見解では、旨味は100倍に引き出されたが、元のベニテングダケの毒威力も100倍になったため、あと1分遅かったら、やばかったそうです。以上です。
レン:にょれーん
リン:こんなの報告できると思う?。あの隊員全員、病院送りになったのよ
(ガチャ)ドアが開く
がくぽチーフ:失礼します。リン所長、お時間です。ロードローラーの方へ
リン:ありがとう。じゃぁお二人、留守番、お願いね
レン:ぼく バナナジュースがいいんだよーん
ミク:ミクは、ネギジュース ミクミク
リン:あー、なんでもおごるわよ、じゃ。
(ガチャ)ドアが閉まる
ショウタ:こうして、リン所長と、がくぽチーフは、ロードローラーで、会議に出席するために出発し、レン副所長と、ミク副所長は、留守番をする事になったのでした。
リン所長の運命や、いかに。
おしまい。
ラジオドラマ台本『秘密結社・きのこ研究所』
○トークロイドの練習として、ボカロのラジオドラマを作ってみたので、その台本も投稿しました。
○この台本は私のオリジナル小説“秘密結社・きのこ研究所 第1話”をアレンジしました。
○ラジオドラマは、“ラジオドラマ『秘密結社・きのこ研究所』”という名前の音楽ファイルで投稿しております。
ラジオドラマ音楽投稿:http://piapro.jp/content/sfva1cfwlab0osrb
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