理想から7kmちょっとズレた未来図を
描き直す気力はまだ沸かないまま
いつもより彩度が落ちた帰り道とか
4:5にトリミングされたセカイ
「後悔はありませんか?」って自分に問う自傷行為
繰り返すほどに麻痺してく日々に
おかわり自由の苦痛を貪った
何したって 今更だなんて 知ってるけど
雪解けの日が来なくたって 春一番が不発だって
眠れない夜の続きのように朝が来る
「じゃあまたね」も気持ちよく言えないのは
変われなかった自分のせいなのに
これはこれで良かったなんて 心からは思えなくて
狂い咲く桜の姿が胸を焦く
蕾も開かないまま散っていく私を
隠して 隠して くれる
灰が降る
早足で改札くぐり抜ける日々
"忙しい"はよく効く麻酔薬だ
成り行きまかせは許せるようになって
それでもどこかで諦めてなくて
「可哀想」なんてラベルを貼られたくなくてもがいてる
せめて1mmでもマシな方へ
何度も遠回りを重ねても止めない
足取りは いつか未来図なんて超えた明日へ
取り返せない過失だって 想像以下の現実だって
すべて飲み干してずぶ濡れで進んでいく
ぼやけた目で 見る世界の美しさを
知らなかったあの日の私へ
これはこれで良かったなんて
腹の底から笑い飛ばして
いつか快哉を叫ぶ日に焦がれている
花散らす 雨の中をじっと待つ私を
溶かして 溶かして くれる
春が来る
雪解けの日は訪れて 春一番は吹き荒れて
極彩色に彩られた季節が来る
長い冬の終わりに見える景色は
眩しすぎる光に滲んで
これはこれで良かったなんて
いつ頃から思ってたっけ?
気づけば過ぎた日々に想い馳せ笑った
花盛る 時の中でそっと咲む私を
報いて 報いて くれる
春が降る
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おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
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今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
その時の証言と言うのも残っていて、資料によると大体こんな感じなのでした。
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「そもそも、納得いかないのよ。仕事の様子をみて不愛想だとか理由付けて調整しておいてくれれば良かったってのに!」
ある朝、会社のお局――
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彼女...壊れた世界 。「あんたが金出してくれるの!?」
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kurogaki
8月15日の午後12時半くらいのこと
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あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
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じん
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
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【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
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