
夢 現 帰路 楓
頬撫でる星が廻る
膝つく 傘はささず
躰を討つ 青い空に
縛らない丸まる背中
形を委ねて
浮かぶ意識から所有権消えて
争うことをやめて何もしなくなる体
撓るおもいかたちはいつの間にか嵩んでる
散らかる瞳の行く先
追いかける軌道
ブレながら向かう
迷いながら舞う
飛びついて落ちたらきっと起き上がれなくなるだろ
そういうの屁理屈だって背中を押す人がいる
ここにいて誰かが落ちて痛かったねって撫でる
泣き付ける悔しさできっとまた踏み切れるだろうから
倒れた道の真中で擦り切れた膝を
捧げた時間は治してくれない
「空は遠すぎたんだ」
追いかけて失って知って帰れなくなった道先
振り向けば這いつくばった轍を埋める人達
遮らず睨み尽くす君に捧げたもの達
君はまだはばたく事のできる羽を持っている
痛かったねって
屁理屈だねって
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【初音ミク】はばたかない【と247のオリジナル】
別にこの羽は飛ぶためにあるわけじゃないし
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