晴れ後雨気付けば晴れ まだ散々々と浴びせ倒れ
閉め切ったカーテンから逃げる陽
まだ何も見えない 何も知ってない
道端に花は見えない そこら中ずっと気化しても尚
酷く地面を焦がすような そんな七月の日々でした
それは本物だった
今
滲む傘、雨、路の途中で
天井に咲いたその刹那の花弁舞う夜 かき消される声が
晴れ後雨後虹模様から
空に描く文月の光に混ぜた色は かき混ぜて消えた
出会えた日からさ ずっと嬉しかった
こんな僕でごめんね と、
ありがとうを
君に会えて本当に良かった
滲む傘、雨、路の途中、今
天井に咲いた刹那の花に僕はずっとかき消されてしまうんだ!
見えないような花だとしても
ここに確かにあったものだったと
今、気付いたんだ
確かに そこに
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