カリカリカリカリカリカリカリカリカリ………

部屋にシャーペンの音がこだまする。

「なぁリン」
手の動きは止めずにリンに声を掛けた。
「なにレン?」
イスに座ってマンガを読んでいるリンが返事をする。
「確かテストって終わったよな?」
「先週ね」
「なんで俺勉強してんの?」
「それはあんたが赤点とったからからでしょ~」
リンは興味なさそーに言う。
確かに、確かに今追試課題をやっているのは俺のせいだ。テスト期間中ろくに勉強もせずに遊びほうけていたさ。でも、でもさぁ…
「夏休みなんだからいいじゃないかぁ!!!」
俺の悲痛な声が木霊する。
リンはもはや勉強している俺の前でゲームを始めていた。
「そもそも、勉強している弟の前でゲームするとは何事だぁ!!」
「勉強しているのは自分のせいじゃないの」
うぐっ……それを言われてしまうと何も言い返せない。
くそう、サッサと終わらせて絶対俺も夏休みを満喫してやる!!
そう心に決めたある夏の午後だった…。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏休み~鏡音姉弟の場合1~

なんか投稿してみたかったんですOTL

駄文でスイマセン(笑)

僕は実際こういう状況になったことはありませんがレンならやりそうだなぁと思いました(笑)

気が向いたときに息抜きとして各キャラupしていきたいと思います。
一応受験生なので…

閲覧数:111

投稿日:2010/07/18 21:13:40

文字数:424文字

カテゴリ:小説

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