A1
自由の鍵 奪って
死線の中 くぐって
何もかもを振り切り
夜へと身を染める
B1
迫り来る足音を
やり過ごして
石の隙 見上げれば
満ちゆく月
S1
鎖全て投げ捨てて
後にした小部屋は
僕の何か 少しずつ
蝕んでいた
人の思想切り分ける
その線の一つに
髪の先が触れていた
異国の少年
A2
優しさだけくるんで
リボンをかけて渡す
そんなふうに世界が
回ると信じてた
B2
涙さえ枯れた今
ここを出よう
痛みまで殺してた
いつの間にか
S2
独りきりの脱獄者
吹きつける風には
泥の中を這い進む
苦味が溶ける
理不尽さを唱えても
神様に届かず
望んでないやり方で
大人になる
S3
鼠色に塗り上げた
アーチを駆け抜けて
記憶の底 懐かしい
名前を呼んだ
潮の匂い 浴びながら
潜りこむ小舟と
目を奪われ仰ぎ見る
冷たい月
【譜割り・()は一音分】
A1
じゆうのかぎ
うばって
しせんのなか
くぐって
なにもかもを
ふりきり
よるへと
みをそめる
B1
せまりくる
あしおとを
やりすごして
いしのすき
みあげれば
みちゆくつき
S1
くさりすべて
なげすてて
あとにした
こべやは
ぼくのなにか
すこしずつ
むしばんでいた
ひとのしそう
きりわける
そのせんの
ひとつに
かみのさきが
ふれていた
いこくの(しょう)(ねん)
A2
やさしさだけ
くるんで
リボンをかけ
てわたす
そんなふうに
せかいが
まわるとしんじてた
B2
なみださえ
かれたいま
ここをでよお
いたみまで
ころしてた
いつのまにか
S2
ひとりきりの
だつごく(しゃ)
ふきつける
かぜには
どろのなかを
はいすすむ
にがみがとける
りふじんさを
となえても
かみさまに
とどかず
のぞんでない
やりかたで
おとなになる
S3
ねずみいろに
ぬりあげた
アーチを
かけぬけて
きおくのそこ
なつかしい
なまえをよんだ
しおのにおい
あびながら
もぐりこむ
こぶねと
めをうばわれ
あおぎみる
つめたいつき
00:00 / 04:23
【重音テト】月と脱獄【オリジナル】
作詞:souffle
・作詞曲(http://www.nicovideo.jp/mylist/30636507)
・twitter(https://twitter.com/utxsf)
作曲:虚客
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ご意見・ご感想
takaokatoshiya
ご意見・ご感想
虚客さん、おはようございます。お久し振りです。ビリビリと重く響き渡るメタルロックと、電子和音的なコーラスがとても魅惑する歌です。 (^^♪
2017/07/06 07:27:52