1
穴の開いた心で空を見る
いびつに見える歪んだ紅い月に黒いものが嫌な音を立てながらじわりじわりと心に落ちてくる

一滴一滴黒い雫が心の水たまりに落ちて、にごり始める

一気に流れ込んで、それはもう、せき止められず、加速しながら闇に落ちる

濁った心で何も考られず
瞳に月と黒を映し静寂の中聞こえるのはかすかな僕の息遣いだけ

急にポトリ‥‥‥‥ポトリ‥‥‥‥‥頬を雫が伝い手に落ちる音
拭き取らずそのまま
流れ止まるまで音を聞ことにした

我慢しなくていい
誰もみていないから
心地良い深海へどこまでも堕ちていたい



2
黒く染まった空っぽの心に一滴の透明な雫が落ちた

気にしないでいた
雫は絶え間なく落ちてたまり始め
なんだろう?
やがて七色の雫が一滴ずつ落ちてくるようになった

なんだろう?
色の雫に見とれていたら

それは、君が僕を好きという光へ誘う想いだった
それがわかった頃には
僕はもう君からもらう色の虜

闇の底深くにいた僕は 
君の存在で顔を上げ光へと導かれ 
君の想いで僕は生きていられる君への想いで僕は輝く原動力になり 
君にだから惹かれ愛する事を教えられ
君にだから愛されたいと手を伸ばす


この先も
君だけを愛し
君だけの光になりたい
生きる意味を今教えられた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

七色の雫、光に、照らされる

傷つき、心が闇夜に墜ちて、心地よい、深海に居続け、彼を想う七色の雫が落ち続け、顔を上げ生きる意味と糧をもらい、今度は自分が彼女だけの光に、なりたい少年のイメージです

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投稿日:2014/09/13 22:50:41

文字数:549文字

カテゴリ:歌詞

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