＜Ａメロ＞
あるじへの
恋心抱く
召使い
彼らは一生
報われぬ
その気持ち抱え
存すると
以前に聞いた

＜Ｂメロ＞
僕もその仲間入り
果たしてしまうのか
いつか届くと信じて
仕えるのか

＜サビ＞
毎晩毎晩愛の歌
青い目の貴公子に
捧げるあなたを見守っている
僕の苦しい思いを
あなたは知っているのでしょうか
微笑みかけられると
泣きそうになる僕の気持ちが
伝わることはないのでしょう

＜Ａメロ＞
あがいても
所詮僕なんて
弱虫で
ちっぽけな命
なのですが
燃えるこの気持ち
本物と
知っているのです

＜Ｂメロ＞
緑の服を纏った
貴公子はあなたを
ダンスに誘い手を引く
羨ましい

＜サビ＞
僕の心は嫉妬のせいで
どろどろに溶けていく
このままでは狂ってしまいそう
ああ　なにゆえにあなたは
僕の前に姿を見せて
恋させておきながら
気持ちに気が付こうともしない
他の男に愛を謳う

＜サビ＞
僕だって痛いほど分かってる
召使いと主じゃ
とても不釣り合いでみんなから
笑われてしまうだろう
そうだと知っていても止まらぬ
愚かな僕の思い
叶うことなど願っていません
ただどうか届きますように


（ひらがな）

＜Ａメロ＞
あるじへの
こいごごろいだく
めしつかい
かれらはいっしょう
むくわれぬ
そのきもちかかえ
そんすると
いぜんにきいた

＜Ｂメロ＞
ぼくもそのなかまいり
はたしてしまうのか
いつかとどくとしんじて
つかえるのか

＜サビ＞
まいばんまいばんあいのうた
あおいめのきこうしに
ささげるあなたをみまもっている
ぼくのくるしいおもいを
あなたはしっているのでしょうか
ほほえみかけられると
なきそうになるぼくのきもちが
つたわることはないのでしょう

＜Ａメロ＞
あがいても
しょせんぼくなんて
よわむしで
ちっぽけないのち
なのですが
もえるこのきもち
ほんものと
しっているのです

＜Ｂメロ＞
みどりのふくをまとった
きこうしはあなたを
だんすにさそいてをひく
うらやましい

＜サビ＞
ぼくのこころはしっとのせいで
どろどろにとけていく
このままではくるってしまいそう
ああ　なにゆえにあなたは
ぼくのまえにすがたをみせて
こいさせておきながら
きもちにきがつこうともしない
ほかのおとこにあいをうたう

＜サビ＞
ぼくだっていたいほどわかってる
めしつかいとあるじじゃ
とてもふつりあいでみんなから
わらわれてしまうだろう
そうだとしっていてもとまらぬ
おろかなぼくのおもい
かなうことなどねがっていません
ただどうかとどきますように