この目をそっと覆って
暗闇さえみえないように
好奇心のかけらを打ち砕いて
何も求めないように
それでも生きてゆけるのです
歯車に組み込まれて
それでも生きてゆけるのです
道端の石ころみたいに
それでも生きてゆけるのです
この耳をそっと塞いで
静寂さえきこえないように
感情の蓋を強く締めて
鶏の首を絞めるみたいに
それでも生きてゆけるのです
いずれ溶ける雪のように
それでも生きてゆけるのです
諦めに身を浸して
それでも生きてゆけるのです
器用さと引き換えに
かがやきを失いながら
それでも生きてゆけるのです
歯車に組み込まれて
それでも生きてゆけるのです
道端の石ころみたいに
それでも生きてゆけるのです
そうして大人になるのですから
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
風薫るようなささやき
ざわめく心を沈めて
そして描いてくれた未来に
今この身を捧げよう
似たような言葉飽きたか
感情性が奪われたのか
鮮やかな黒格子で
その人生を嵌めますか
反抗期を根絶やしにして
それも反抗に言えるのか...ダイヤデイズ
Chiyuu
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
見損なえばいいよ
キミの信頼なんか
僕の中では取るに足らないもんで
あれだけ信じていたのに
押し付けがましいったらないわ
勝手に依存して振られた気に
なって、泣いて
この世からもしも僕が
居なくなればどうすんのさ
独りよがり人生なんて...迷惑だから。
マイナスヨンド
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
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