人生がもしも一つの作品ならば
完成はそれ即ち、死のその時だろうか?
それならば完成した作品を
私自身は鑑賞も評価もできないだろうな
写真の中、咲く無時間の花々
枯れることを許されずに冷たく美しい
切り取った"最高の瞬間"という亡霊
それを愛している限り、先には進めない
失う不安や痛みは
倖せに触れた証でしょう
月冴ゆる河原は白々と光りました
それは彼岸と此岸の境界線のように
一等、綺麗であった翡翠を拾えども
掌上でぢっと見ると瑕が目立つのでした
手にしなければその美は私の中で完全であったでしょう
人生がよしや、競争だとしても
ビリでいいから自分の歩幅で歩きたいな
「自分は他の誰より自分らしく生きる」
という競争をしていることにも気づかないで
斜陽が野道に私の影を生む
じゃあ足と地面の間に影はあるのか?
「影はある」でもないし、「影はない」でもない
君の悩みの答えのように"真でも偽(どちら)"でもない
泣かないで、君は孤独を
孤高に変えられる人だよ
狂い咲きの櫻、ぴかぴかと灯りました
花びらに命の燐光を宿すように
ぼうと花明りにまなこを巡らして
予め失われた春を想うのです
みなさん、挙りて、通俗な
くだらない春を歌っています
「幸福になるために生きる」という過ち
幸福以外のものを得る過程に幸福はある
月冴ゆる河原は白々と光りました
それは彼岸と此岸の境界線のように
一等、綺麗であった翡翠を拾えども
掌上でぢっと見ると瑕が目立つのでした
美しさに隠れた醜さが見える距離まで近づくことを
「選択」と呼び、選択せずにいたものこそ最善だと
思い違うことを「後悔」と呼ぶのでしょう
閑かな宵でございました
不仕合わせだけが響いています
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