大地に潤いを与え 豊かなモノを増やしてゆく雨の日
丘に登り その空の表情を見ては心を痛めて
涙する少年の目の前に広がる 悲しみ・怒りに囚われ身の空の国
何も知らずに大地に暮らしてるボクらはただ喜び
それでも何故か悲しいと思ってしまうのは当然のコト?
あぁ 雨が降り続ける 傘の上に 涙の跡が無数に残る
あぁ 聞こえてくる 雨降りの日の 切実なこの思い
丘に上がり帰らぬ少年捜し求める
「私の傍にいつもいた彼はドコ?」
雨上がりの丘で気付いた彼の姿 涙に揺れる眼差し
「あなたは緋色(悲色)に染まっているのね」と呟いた少女の言葉
ご意見・ご感想