「月を仰いで(仮題)」


ねぇ お月様に願い事するの
馬鹿だと思っているでしょう
そんなことは知っているの
だけどねぇ 仕方ないのよ


冷たい風が吹き始めた
古いことばかり思い出すの
町の声がひどく近くて
空が嘲るように遠のいていく

手を繋ぎあったのはいつだっけ
その声に胸が熱くなったのは
笑いあった記憶ばかりが蘇って
傷つけたことも忘れてしまう

ねぇ お月様に願い事するの
可愛いって言ったでしょう
そんな言葉はいらないの
もっとねぇ 近くに来てよ


冷たい風が吹き付けるの
金木犀はこぼれるだけね
うろこ雲がやけに甘くて
ありもしない声また聞こうとしてる

息重ねあったのはいつだっけ
その胸に棘を刺してしまったのは
許せない事ばかりが増えていって
愛してたことも忘れてしまう

ねぇ お月様に願い事するの
馬鹿だと思っているでしょう
そんなことは知っているの
だけどねぇ 仕方ないのよ

ねぇ お月様に願い事するの
馬鹿だと思っているでしょう
そんなことは知っているの
だけどねぇ 君と居たかった




以下ひらがな表記



S
ねぇおつきさまにねがいごとするの(16)
ばかだとおもっているでしょう(13)
そんなことはしっているの(12)
だけどねぇしかたないのよ(12)

A
つめたいかぜがふきはじめた(13)
ふるいことばかりおもいだすの(14)
まちのこえがひどくちかくて(13)
そらがあざけるようにとおのいていく(17)

B
てをつなぎあったのはいつだっけ(15)
そのこえにむねがあつくなったのは(16)
わらいあったきおくばかりがよみがえって(19)
きずつけたこともわすれてしまう(15)

S
ねぇおつきさまにねがいごとするの(16)
かわいいっていったでしょう(12)
そんなことばはいらないの(12)
もっとねぇちかくにきてよ(12)

A
つめたいかぜがふきつけるの(13)
きんもくせいはこぼれるだけね(14)
うろこぐもがやけにあまくて(13)
ありもしないこえまたきこうとしてる(17)

B
いきかさねあったのはいつだっけ(15)
そのむねにとげをさしてしまったのは(17)
ゆるせないことばかりがふえていって(17)
あいしてたこともわすれてしまう(15)

S
ねぇおつきさまにねがいごとするの(16)
ばかだとおもっているでしょう(13)
そんなことはしっているの(12)
だけどねぇしかたないのよ(12)

S
ねぇおつきさまにねがいごとするの(16)
ばかだとおもっているでしょう(13)
そんなことはしっているの(12)
だけどねぇきみといたかった(13)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【楽曲募集】月を仰いで【しても良いですか】

120405 ライセンス条件変更
-作者名;青捩子を表記してください。
-多少の改変は事後承諾可とします。

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廻る季節に秋の風。
過ぎた恋に佇む彼女。

お気に召した方がいらっしゃいましたら
曲をつけてやって下さいませ。

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ひらがな表記()内数字は文字数です。
文字数=音符数の縛りはございません。
分節は楽曲に合わせて調整頂いて構いません。

使用ボカロ:出来ればティーンズではない女性ボカロで。
曲ジャンル:不問。

改変/構成変更等ご相談頂けましたら努力致します。

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感想/ご指導/ご意見等頂けますと幸いです。

閲覧数:68

投稿日:2010/10/02 21:20:40

文字数:1,117文字

カテゴリ:歌詞

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