足音重なり合う 二人の歩く道
どこまでもずっと つづいていると
願いは風を切って このままかけてゆく
息づかいだけが ただ前を向くだけ

いつも隣にいるの つかず離れずに
たった一秒のMystic きゅっと響いて彩った
眼差し 君の横顔

乱されてく秘密のペースに
惹かれて落ちてくこの心の速度
しめつける胸届かない背中
途切れてしまうのがこわくて
混沌してゆく思考に
焦り高鳴る鼓動 早鐘のよう
二度と… 予感さえよぎる


夢中で走ってた 一人で止まらずに
静けさにふっと 立ちすくむ影
流れる風はいつも 時間を包み込む
沈む夕波に 頬淡く染めてく

見ないふりしてるのよ 単純すぎるのよ
幾重にぎゅっと縛りこんだ たった一つの虹の糸
辿って 君の所へ

揺れてもつれた迷路さかさまに
浮かんで見えてくる七色の林檎
無邪気に迷いこんでゆく
幼心わすれないで
遠くに見つめる姿も
何もない何気ない二人の時も
絆 指でなぞってみる そっと


見えない本当の色 弾いて聞こえてくる


そう当たり前すぎて一度も
違う出会いの可能性でさえも
想像できないほど近くて
気づかない

意識するたび乱れ戸惑う
振りはらえない透明なもの
気になれないくらい自然な
想いにじらされてゆくだけ
もう分かりだしているはず
これが愛情の片想いなんだ
たぶん
なのね

感じて


どんどん近づくあなたの靴音
真剣あとにはもう戻らないの
振りむきつま先じっと迷わない もう
こんなに焦がれて待っていても
素直な気持ちをまっすぐに
あなたに伝えてみたくて
ほどけた心を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ナナイロ音色

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投稿日:2014/04/28 01:06:45

文字数:673文字

カテゴリ:歌詞

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