空。
君が瞬間なら虚ろすぎて
泣けるかな
君が永遠なら虚しすぎて

欠片から
繋ぎ合わせて作られていた
笑顔なら此処に
確かに捨てられていた

探してふらっと迷って
暗い部屋の中で手に入れた

全ては私の中にあるの
歪みが重なり響く世界

焼べて裸足の守り神を
空。
編み目の無い眼球で見つめていて

裂かれ散るのは夢

空。
君が夏なら移ろい過ぎて
鳴けぬ殻
君が侭なら昔すぎて

割れた殻繋ぎ合わせて
造らせていた殻だから
僕を満たすにはそう足りていた

探してふらふらと酔って
昏む思考の中で手に入れた

全ては私の中にあるの
歪みが重なり響く世界

焼べて肌身の守り神を
空。
編み目の無い眼球で見つめていて

裂かれ散るのは誰?

空。
君が現在なら虚ろすぎて
抱けるから
君が永遠なら虚しすぎて

欠片から
繋ぎ会わせて造り上げた
素顔から
君が、確かに、
笑ってしまったのを視た。

空。
君が夏なら移ろい過ぎて
抱けぬ殻
君が季節なら溢れ零れて

だけど空。
紡ぎ合わせて創られていた
殻だから
君を充たせると思っていた

探してふらりふらりって
暗い空の中で手に触れた
生の感情

痛い痛いって?
痛いよって?
暗い部屋の中で
腕に刺れた朱の鎖
示して

絵をご覧
描かれたのは君たちの夢

歓んで歌えよ
僕らの様に
僕らの為に
さあ、空。

全ては私の中にあるの
歪みが重なり響く世界

救って裸の守り神よ
空。
編み目の無い身体で抱き締めて

裂かれ散るのは
引き裂かれ散るのは
僕だった

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Universe Distortion

作品番号247番

閲覧数:84

投稿日:2021/05/11 23:54:20

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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