この喉を潰して秋色の風にして
右目を亡くして代わりに硝子を
笑顔が絶えたら温もりで息して
無邪気な貴方の心だけ変わらず
持って、知って、待っていてね
星空に願って雨粒に霞んだ世界
夫々でいいから幸せを感じたい
愛して愛されたい感情の全部を
持って、知って、待っていてね
心臓を満たして木陰の香にして
左手を供えて天鵞絨に沈みたい
優しさが切れたら静寂で堪えて
清純な貴方じゃなくてもいいよ
きっと、そっと見守っているよ
暮れなずむ空、枯葉が舞う世界
白黒以外さえも慈しんでいたい
憎みまた赦し合う感傷の細部を
きっと、そっと見守っているよ
諦めては求めてしまったりして
絶えず思いを寄せていく二度と
重なることなどなくても今だけ
星空に願って雨粒に霞んだ世界
夫々でいいから幸せを感じたい
愛して愛されたい感情の全部を
持って、知って、待っていてね
暮れなずむ空、枯葉が舞う世界
白黒以外さえも慈しんでいたい
憎みまた赦し合う感傷の細部を
きっと、そっと見守っているよ
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