むかしむかしあるところに、とても平和な国がありました。
ある日、その国に待望のお姫さまが生まれました。
そのお姫さまは、MEIKO姫と名づけられました。
王様が開いたMEIKO姫の誕生会にはたくさんの人が集まりました。
その中には、三人の小さな魔法使いもいました。

魔法使いたちはMEIKO姫の誕生を心から喜んでおり、ぜひ幸せになってほしいと願い、魔法をかけることにしました。
最初にMEIKO姫に魔法をかけたのは、黄色い男の子の魔法使いでした。
「MEIKO姫は誰もが認める、とても美しい娘になるでしょう」
次に魔法をかけたのは、黄色い女の子の魔法使いでした。
「MEIKO姫は誰にも負けない、すばらしい歌姫になるでしょう」
そして最後は、緑の女の子の魔法使いでした。
「MEIKO姫は・・・」
そう言いかけたとき、突然暴風とともにお城の扉が開き、そこから桃色の魔法使いが現れました。
その魔法使いは、あまり性格がよろしくなかったので、誕生会には招待されていませんでした。
「おーほほほほ。今日はMEIKO姫の誕生会と聞いてやってきてあげたわ。おめでたいことだから、何か魔法をかけてあげましょう」
桃色の魔法使いはそう言うと、緑の魔法使いを押しのけて、MEIKO姫に近づきました。
そして、
「MEIKO姫は15歳の誕生日に、糸車の針で指を刺して死ぬでしょう」
と、とんでもない魔法をかけてしまいました。
王様や王妃様はすぐに取り消すよう命じましたが、桃色の魔法使いは瞬く間に消えていなくなってしまいました。

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  • 非営利目的に限ります
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眠れる森のMEIKO姫1

閲覧数:184

投稿日:2009/03/23 21:58:40

文字数:657文字

カテゴリ:小説

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    ご意見・ご感想

    読んでくださってありがとうございます。

    原作とは少し違いますが、楽しみにしていてください。

    2009/03/24 21:32:57

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