月夜に架かるモナリザ
突き破る手のひらには
燃え尽きた星屑のそのカケラ

ここにいたいのは何故？
誰もいない夜空の果てで
哀しむアウトロー気取りのピエロが滑稽さ

消えてよ　消してよ　間違いだらけの
切なさ　愛しさ　嘘のパレード
心がキリキリと痛むよ
離れ離れの空　二度とは染まれない

月夜に叫ぶハレルヤ
破れかぶれの言霊
まるで入れ込めないドラマ
罪人は何処へ流れる？

逆さまの未来まで　羽ばたこうとしているシルエット
それが僕らの名だ

そこにいないのは何故？
何か足りない焦燥感
記憶を狩るMurder　証拠のないラビリンスで

逃げるよ　逃げてよ　狂った世界の
綺麗で　醜い　檻の中から
孤独が少しだけ痛くて
だけどそれと同じだけ　愛しくも思えて
何も捨てられないな
何も捨てないよ
どうか　こんな僕でいれるように

生き急いでるカナリア
鳴き声も忘れたまま
夜空に探すまほろば
今でも追いかけてゆく

贋物を磨いてまで　本物へ近づいたメヌエット
それが僕らの名だ

巡り来る運命の環　今は　廻れ廻れ　すべて乗せて
誰もがいつかは知るもの　それは希望　そして絶望

月夜に架かるモナリザ
突き破る手のひらには
燃え尽きた星屑の真名
そこにきっと意味がある

逆さまの未来まで　羽ばたこうとしているシルエット
たとえ何もできないままで終わろうと
足掻いてく　軌跡が刻んだ　情熱なら　この夜空に
残るよ　残せるんだろう　
それが僕らの名前なんだ