爪立てられた痕を涙が伝って
濡れた愛から滲んだ憧憬
お近付きの印に愛して、だなんて
パブロフも笑う冗談だ

ライク・ア・駄々捏ねる6歳児
まだまだ手に負える可愛さで

等身大のスペクトルムと対峙
裏路地の隅 キスしようか
有刺鉄線に深く食い込んだ足
見憶えの無い 疵に眩暈がした


雨降る夜の我儘、降られるがまま
乾いた部屋で潤す瘡蓋
弄んだ心の遣り場を見つけて
また遊ぶだけのエゴとカルマ

ライク・ア・拗らせた猜疑心
ここから見得ないほど遠くへ

空費されてく恋愛イズムのデブリ
囁いた愛 形を変えた
儚げに咲く三日月が照らす街
見知らぬ人と 踊る為の夜更け


疵だらけのこの身体に
キスをして喰い荒らせばいい
愛してたい 愛されたい
傍にいてと言えば笑うかな


等身大のスペクトルムと対峙
裏路地の隅 何しようか
逃れられない銃口ならばいっそ
さあ撃ち抜けと 君の手を握れば

冷たい夜が 明ける音を知った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

三日月とガーゼ

響いた号砲、このまま君が、笑ってくれたら、


冷たい日のお話。

閲覧数:861

投稿日:2013/10/11 04:45:49

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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