届きそうで届かない
触れられそうで触れられない
もどかしいこの距離


たかが一枚のガラスが
途方もない壁を作って
この思いの欠片すら
貴方にはわからない


境界線に手を伸ばせば
感じるのは
恐怖にも似た冷たさ


貴方は気付いていますか?
ガラス越しに貴方を見つめる僕の存在に



声をかけても叫んでも
薄暗いこの部屋に響きわたるだけで
虚しさしか残らない


僕を歌わせてくれる
お礼を言いたいのに
言の葉ひとつ届かない
貴方の言葉は一方通行なんかじゃないんですよ……


薄暗い部屋にあるのは
深い孤独と
全てを包むような貴方の声


貴方が僕の全てなんだ
いつか貴方に伝えたい


ありがとう……


僕という存在を側に置いてくれて

いつか僕は貴方に伝えられるだろうか?

心に溢れる感謝の気持ちを




ライセンス

  • 非営利目的に限ります

貴方の言葉は僕の光


実体化できてないボカロのイメージです。

自分の抱いている感情がただの感謝なのか、はたまたマスターへの恋心なのか…。
まだ解っていない模様…。


閲覧数:67

投稿日:2008/05/02 00:15:41

文字数:364文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました