誰も知らない灰色の街。
ぽつり寂しく佇んでる。
明日も見えないくすんだ空を、
君は「大丈夫」と、いつも笑っていた。
紡いだ小さな想いが、鮮やかに色を染めてく。
重ねた手のひらに、注いだあの光を忘れない。
君の微笑みも、咲いたあの花も。
例えば、いつの日か旅立つときが来ても忘れない。
君の歌が煌めく明日になる。
遠い世界の不思議な話。
いつも楽しそうに君は話していた。
まだ見ぬ何かを探して、歩き続けていくのかな?
心に秘めている、大きなその希望が照らし出す。
「生きる」この意味を。「進む」大切さを。
羽ばたくその羽で、どこまででも飛んでいく君の夢。
叶えることが僕の夢になる。
君が描いた虹色の街。
とても綺麗に輝いてる。
眠る君の手 静かに握り、
そっと伝えるんだ。届くといいな。
これから創ってく、夢見たあの未来を忘れない。
君の笑い声。真っ直ぐな瞳を。
繋いだ手に伝い、落ちてく光の粒を忘れない。
君の歌が煌めく明日になる。
歩んだ道の先、待ってる優しい君のその笑顔。
抱きしめられるように手を伸ばす。
輝いてる翠の星へ。
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