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空から月のしずくが落ちた
見あげる僕をかすめて落ちた
乾いた僕の心をそっと 湿らせながら
星座にかけるねがいのようだ
笑顔も傷も飲み込むようだ
女神がまるでほほえむような 夜風が吹いた
満ち足りた毎日に満たされないから
すりきれた靴ひもにまじないをかけて
全ての奇跡が生まれ尽くしても...月のしずく(歌詞)
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月のしずく
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今 君は深いねむりからさめた
僕が連れだしてあげる
かたく閉ざしたひとみの裏側に
描く世界はあまりにはかなくて
なにも触れない冷たい手のひらで
込めた祈りはなんだか切なくて
でも もう一度目覚めを知ったのは
求める気持ち 失くしていないから
今 君は深いねむりからさめた
僕が手を引いてあげる...雪解け姫(歌詞)
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雪解け姫
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焼きたてホットケーキにバターが溶けて
カモメの声のソプラノきこえる午後は
いれたてお茶の香りがまぶたを開けて
ゆるんだネジの背中もゆかいな午後に
扉のベルが鳴る 笑顔はレモン色
とれたてマッシュルームはかごから落ちて
レンガの壁がおひさま吸い込む午後に
窓から見えている 世界はレモン色
今日もこの町...手紙(歌詞)
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手紙
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七色のちょうちょ
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A
いざこざが絶えなくなって
かさぶたが剥がれた地球
堕天使の涙の虹は
ペテン師に見えないままで
B
僕はじゅうたんの魔法で空へ
そんな七色のちょうちょを連れて
S
流星が落ちて...七色のちょうちょ(歌詞)
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ひとこと ふたこと こぼしたひとりごと
ひとごとみたいに ほこりが舞い降りて
心は言葉と電波の食べすぎで
胃もたれ起こしそうで
くすりは切れたままだ
チャンネル変えても きこえる歌声の
愛とか希望に 嫌気がさしてきて
机のひきだし ウサギがさそうけど
アリスは僕の影で
迷子になったままだ...背中の国のアリス
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背中の国のアリス
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A
僕がどこの誰だかわからない世界で
君がどこの誰だか気付かない今夜は
B
魔法をとなえたつもりで
がむしゃらドロシー全力疾走
偽物の夢を集めて
夜明けが来るまでポルカで踊ろう
S
ロバやニワトリその他のデタラメな四重奏...実名のない音楽会(歌詞)
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実名のない音楽会
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A
いちごをかじる堕天使の
夢はエンジン壊れ気味
浮かれたままの足許に
ボルトとナット転がって
B
世界のスピードにふりまわされても
このまましたたかに笑ってみせるさ
S
まだパーティーは終わりじゃないぜ...PLANET PARTY(歌詞)
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PLANET PARTY
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A
窓から差した陽の光
空が配ったぬくもりで
全てを丸く包んでる
午後の天使が舞い降りて
休み時間を告げている
至福の羽根が空に舞う
B
おだやかな時がそれとなく過ぎて
ゆるやかな風が吹き抜けて行くよ...シエスタ
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詐欺師と豪族が儲かるこの世界
下賤の民たちは借金まみれだぜ
真面目に働いて 真面目に尽くしても
もらえるおこぼれは 雀の涙ほど
薄ら寒い風が吹く 国を挙げたまつりごと
賄賂渡す手のひらは へばりついた垢だらけ
所詮よく出来た経済哲学
コメンテーターは上から目線で
所詮見せかけの経済哲学
導く手段は見...経済哲学