幻想という名の岸辺に寄せる 細波のような詩の欠片
波は砕けて星になるのなら この想いも空に届けて

夜色の海に 白い船が浮かぶ
銀の星に導かれ あなたと出会いたい
辿り着く場所さえ知らないまま 旅立つ白い船ふたつ

例え奇跡が星のように降り注いでも
あなたは歌い続けるでしょう 細波が運ぶ歌を
もしも波が歌い終わるときは
きっと僕らの旅も終わりを迎えるよ

金色の朝日 白い船を照らす
流れ星は砂になり 闇は珊瑚の影
ふたりのための始まりの光 未来を示す道標

例え世界の果てに光なんてなくても
あなたは歌い続けるでしょう 海の底にある歌を
もしも闇が僕らを拒むなら
共に眠ろう星が夜を連れて来るまで

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  • 非営利目的に限ります
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白い船

幻想的な雰囲気を大切にしながら書きました。

閲覧数:76

投稿日:2008/06/10 16:39:56

文字数:300文字

カテゴリ:その他

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