絶対★少女

君の目はなぜ迷わないのだろう
痛感するよ　僕はちっぽけだにゃあと
気高き君よ気丈な君よ
僕の心は　手のひらの上さ
ひらひら　ちょうちょ

あらゆる仕草が君を主張して
モラルもマナーも忘れた素振りで
派閥や主義などお構いなしで
「理性や理屈は楽しいですか？」

君の目はなぜ笑わないのだろう
感心するよ　君は望まない　にゃにも

恋人ですかと聞かれたら
迷わず違うと答えます
所詮は僕は天邪鬼
愛していますと答えます
友達ですかと聞かれたら
「依存症なの」と切り返す
大切なものは何ですか？
選択肢などはありません
質問の意図が見えません

君と云う原罪を繰り返す
溶け合って（君と）交わって
何一つ許されず
僕の命を君に奉げよう
君は僕の絶対少女

「完璧なものは美しいですね」
不完全な僕は醜いのですか？

君を中心に世界は歪む
嘘と言い訳が未来を染める
僕は正しさと君に縋って
自分を失くして堕ちていく

滲み出すカタルシス
歯がゆさに今だって（僕は）苛立って
迫り来る理不尽に
手を取り合ってなんて有得ない
君は僕の絶対座標

愛とは何かと聞かれても
証明するなど意味が無く
解っているさと言い放ち
高層ビルから飛び降りた
半分に割れた身体から
得体の知れない液が漏れ
掬った傍から消え去って
結局そういうことでしょう
結局そういうものでしょう

僕と云うブルータス
初めから疑って（君を）裏切って
傷付いて　でも　期待して
信じてください僕は君のもの
君は僕の絶対少女
咲き狂え君の花
夜が明けるまで抱き合って（君に）向き合って
鳴り響く鐘の音に
君とともに行く　僕の誇りです
君は僕の絶対少女