腰に携えたパースエイダー せっせと弾を込めながら
撃ちつ撃たれつの世界で 何とかやってこれてた
「助けは求めるなよ」 括った腹の風穴から
命を灯すガソリンが だくだくと零れていた
辛かったなぁと認めるのは
歩を止めそうで怖くなって 未だ難しいな
少しも止まらず歩いて たまにはいい気分と走って
繰り返してやっと気づけば 反対のほうを向いてた
三回曲がって歩いて 堂々巡りが起こって
それでも上手な休み方を 知らないままに焦った
ふと前を向けば何かがあった
一台ポツンとモトラドが おいてきぼりのまま
すれ違うつもりだった 声をかけられて驚いた
「旅人さん聞かせてよ あなたの見てきた景色を」
しぶしぶそこにとどまって その実疲れに負け切って
埃まみれなサドルに 腰を掛けて語った
しばらく経った モトラドが言った
「ここまで独りで頑張ってやってきたんだね」と
ぽろぽろとなぜか涙が落ちた
深くかけていたブレーキが やっと外せたんだ
「また歩くのが怖いなら 俺の足を使ってもいいよ
その代わりに進むこの先を 示しておくれよ」
軽く入れたエンジンは 粗削りな音がした
それでもいい 今は行こう 迷ったって楽しいよ
軽く組んだ円陣は たった二人のものだった
それでも良い 次に行こう 三人目を迎えに行くから
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Hello there!! ^-^
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Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
心の底から欲しいと願い続けたら
結局あてもない日々をさすらって
また堂々巡りかと軽く頷き笑った
ひっそりと寝床で横たわりながら
煙草を吸って暇を潰してばかりだ
壊れちゃった感情が朝日を眺めて
静かに魘されていた現状に恥じて
どうにもならない症状を持ち上げ
苦し紛れに抗い続け自分を嘆いて
使い物になら...どうしたら良いんだ
Staying
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
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