~ずっと一緒! 第一話~
5.お買い物
「めーちゃん、そろそろ買い物、行かないとじゃない?」
カイトがメイコに話しかけました
「そうねぇ・・・お酒もない・・・」
「僕の狙いはアイスなんだけど・・・」
ボガッ
耳が破裂しそうなパンチの音が聞こえました
「ゲッ」
「今の音、何?」
「きっと、カイトが餌食になったんだよ」
「そっか~カイトはどうでもいいや」
カイトは冷ややかな目で周りから見られるのでした。
「おーい、ミク~リン~レン!」
「何・・・?はぁぁあぁぅ」
ミクはネギを首に巻いて寝ていた様子
あくびが止まりません
「これは、メモよ。」
「へえー・・・って、お酒10本?!」
「子供はお酒、買っちゃだめなんだぁよ?」
リンが言いました
「あーそうね、だけど・・・じゃ、カイト!ついでに行きなさいよ」
「はーい・・・」
結局、カイトも買い物に行く事になってしまいました
「でも、どこで買うの?」
「そこのファミリーマートで大丈夫じゃなぁい?」
「お酒、うってるもんね」
「バナナ!」
「バナナも2本買っておこうか・・・それとアイスを5個」
「うんっ」
こうして、すぐに買い物を終えました
6.ルカINデザート
「ただいま」
「あら、おかえりなさ~い ルカー帰ってきたわよ」
「おかえりー!デザート作っておいたの!」
「え?ルカ姉が、デザート?」
「たこルカさんに手伝ってもらったの!」
「え・・・たこルカさん?」
すると、ルカの頭からぴょこっと謎のたこの物体が現れました
そう、これぞたこルカさんなのです
「私がレシピを教え・・・」
「余計な事言わないのっ! ささ、食べてみてよ」
「変なの~ルカ姉がデザートだなんて」
「たこデザート?」
「違うわよ。ネギアイスにバナナアイス!」
「アイス・・・」
「それはもらった!」
ベシッ
「痛いぃ!」
カイトが取ろうとした瞬間、ルカのパンチがカイトの顔に直撃!
「アンタは黙ってなさい」
「ぐすん」
「カッコいい!ルカ姉!」
「そ~う?ほほほ」
「ったく、カイトってば」
めーちゃんはカイトに冷や汗をかきました
「いっただきま~す」
「はい、召し上がれ!」
みんな、一斉に一口
すると、三人とも顔が真っ青になりました
「殺人アイスだ・・・」
「げふっ!」
「どうしたの?しっかり食べてね~!じゃっ」
ルカはそう告げて、自分の部屋にいってしまいました
7.ルカミク
「びっくりした」
「なんでルカ姉が・・・?」
「デザートを作るのか も気になるよね」
「まさか、恋人ができたとか?それで料理を試しに食わせた・・・とか」
「そんな事いったら、ルカ姉に殴られるよ!」
「そうだけどー・・・」
「気になるよね」
「うんうん」
すると、もうあっという間に夕方になりました
午後5:39・・・時計を見れば微妙な数字
「ねえ、ミクとルカちゃん」
「何?」
「どうかしたの?」
「夕飯、作るの手伝ってよ。ミクとルカちゃんで作れば美味しい料理
できるでしょ?」
「もちろんだよ!料理料理!」
ルカは突然、ハイテンションになりました
「焼き肉を作ろうと思ってるから、一緒に作りましょ」
「うん」
「ミク姉ってばー、今日、テレビ一緒に見る約束ぅ~」
「そうだよ ミク姉!」
「ごめんね、夕飯食べるのとテレビ、どっちがいい?」
「夕飯に決まってるではないか、ショクン!」
リンが突然、男前になってしまいました
「男じゃないでしょう」
ミクは冷やし汗しかでませんでした
8.ずっと一緒なの
「きゃ~醤油とお肉・・・お肉の脂がメールト!」
「このお肉・・・どこにおけばいいかしら?ダブルラリアットー」
「あっはっはっは」
なぜか曲名で話し合っているのでした
さて、ルカ姉の殺人デザートと夕食・・・美味しいのでしょうか
9.ウマウッマーな話
「はい、できたわよ~」
「やった 肉まん!」
「肉まんじゃなくて焼き肉!勘違いするかいっ」
「冗談です」
「ではいただきま~す」
「召し上がれッ」
すると、焼き肉奪い戦争が始まりました
「ワシの焼き肉じゃゴルァ!」
「タレはワシのものじゃ!」
「ったく・・・ミク姉たちってばー、なんでよ?」
ルカはゆっくり食べています
しかし、食べて見ているのはただのにんじんだけ
すると、ルカの体がぴくぴく動きました
「私ノゴハンないのデスカ?」
すると、ミク姉やリン、レンの焼き肉を奪いました
「ギャー!」
こうして、部屋中、タレだらけになってしまいました
「掃除が大変だわ」
10.めーちゃんの本性
「さて、そろそろお酒タイムにはいらないとね~」
「え」
「まだ7時だよ?」
「子供は避難しなさい。自分の部屋、またはこのリビング以外の空間で
遊ばないと餌食になるわよ」
「い、いやあ!」
みんなさっそうと逃げていきました
「うふふ、これでゆっくり飲めるわ~ルカちゃんも飲む?」
「私はお酒・・・いいです では」
ルカも真っ青な表情で二階へあがりました
「カイト~お酒あけなさーい」
「は・・・はいっ」
パカッ
「どんどん飲めやああ!!」
「始まった・・・」
「うりゃーカイト!私を殴れ~」
「ど・・・ドM?!」
「ひぃああああああ」
「どうやら、カイトの悲鳴がしたから聞こえるわね」
「一応、鍵閉めておこう・・・めーちゃんが 暴走したときの為に」
どっどっどっど
「めーちゃん・・・きたっぽいね」
どんどんどんどん!
「ノックが酷い音だー」
「そうだ。めーちゃんの暴走・・・は、レンがかわいくなれば
おさまったりして?」
「ちょ、ちょっとまって!それは絶対だめだぁよ」
「大丈夫 レンってば女の子みたいだしねー」
「無茶はだめ!あああああああ」
みるみるうちに、レンは女装に猫耳つきのカチューシャの
コーディネートに変わりました
「はい、ではさようなら~」
「あああ!」
リンとミクとルカがいる部屋から放り出されました。
「いっててて・・・」
すると、レンとめーちゃんの視線が合いました
「あ・・・うぅ」
「レン~」
ギュイッ
「き・・・つ・・・い・・・」
酒くさい匂いと共に、抱き上げられました
11.スノーナイト
「うー・・・、すっきりしたわ~にしても疲れた~」
どうやら、めーちゃんの暴走はおさまったご様子
「もうリビングに行っても大丈夫よね・・・にしても酒臭い・・・」
「確かに・・・?窓、あけようか」
「寒いけどね」
といって、窓を開けました
「めーちゃ~ん」
リビングの扉をあけました
するとめーちゃんはすやすや眠っています
「あ・・・あれ?」
「眠ってる」
「なんで・・・?」
「だって・・・疲れきったんじゃないの?」
「あんなに走り回ったしー・・・でもお酒一本分だ」
「いつもなら倍以上飲みそう」
「ま、私たちもねなくっちゃ」
「あれ、ちょっとまって!雪降ってる!」
リンが窓をのぞきながら 言いました
「え?」
「ほんとに?」
レンとミクがその場にかけよりました
すると、夜は、きれいな雪景色に包まれていました
「積もってるね・・・それに雪だるまも作れそう」
「明日、つくろうよ」
「そうだね」
こうして、また新たな予定をたてました
第一話 完
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なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
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