遠い夜の向こう照らす月のように

灯りのない街
缶コーヒーさえ冷えて
冷たくなって、もう僕は独り

投げ捨てられた空き缶みたいに
この心も、空っぽになればいいのに

悩んでも、心病んでも正解がないの
夜に啼く月は雲に隠れたまま
照らしてよ、導いておくれ
いつか見た十六夜の月のように

雲の切れ間から漏れた光さえ
今の僕には、優しく見えちゃってるんだ

「一人にも慣れたよ」
「もう大丈夫だよ」
そんな独り言を
静かに聞いてくれる気がして

浸っていたのは多分
誰も消し去ってくれない
空白を埋めたかったから

また僕が迷ったときには
この心を照らし出す光よ此処に
願わくば、十六夜の月

照らしてよ、世界を全部
夜に啼く月は雲に隠れたまま

教えてよ、ねえ
照らしてよ、導いておくれ

いつか見た十六夜の月のように
照らせ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いつか見た十六夜の月のように

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投稿日:2019/10/25 18:22:28

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

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