柵に荒んだ心の色
もう冷たい風も柔らかい声も聞こえず
暗闇に求める 安息の灯を
何も見えない夜に優しい言葉で 囁いてくれ

出鱈目に塗れた世界の色
こんな見えない未来(あす)も許せない過去も いらない
それなのに生きてくことは運命で
誰も逃げたいはずの生命のルール 駆けてく

「いつかわかるんだろう」
そう見えないままで少年は待っている

間違いだらけの正義が暴れてても
最後に笑うは悪巧みさ
消えない記憶 忘れて 踏み外しても
最初に出会った思い出達
いたいけな夢の最後にある希望

気づかずに忘れた心の嘘
そんな小さいことを許せないことも 苛立つ
届かずに消えてく願いの数
もう増えないでよと祈ることさえも 虚しい

「また繰り返しだろう」
とうに呆れた顔をぶら下げて立っている

切れない命抱えて立ち向かうけど
最後に笑うは黒い奴だ
消えない思い溢れて泣き叫ぶけど
誰にも聞こえず響くだけさ
光が漏れだすあの扉へ行こう

微かに残る 筆のインクは
どこまで景色を彩っているのだろう
砕けたっていいじゃん
思い出を刻み込めたならいいの

最後に笑う僕が全てを
世界の果てまで色づけるさ
消えない思い 焼き付け 塗り潰しても
いつかは変わってしまうけれど
いたいけな夢の先に見える
静かに燃え出すあの日の果て 行こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

セカイノイロ 歌詞

閲覧数:172

投稿日:2020/07/05 12:32:04

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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