「ちょっと!なんでこんな近づかなきゃなんないのよ!」
リンちゃんとレン君の撮影のセットは、森をイメージした可愛らしいセットだった。
「いいじゃん二人双子だし・・・」
「ぶっつぶすぞてめぇ!!」
カメラマンが、レン君を赤と白のドット柄のキノコセットに座らせて、リンちゃんをお姫様抱っこしろという指示に、二人とも激怒している。
「お口が悪いよ、二人とも」
そんな二人を見て、二人の伯父のレオンさんはからかう様に言った。
「レオンは黙ってて!」
「レオンは黙ってろ!」
二人が同時に言うのを見て、レオンさんはくすっと笑う。
「二人とも、困るよ~ちゃんとしてくれなきゃ・・・」
「そうよ!こっちだってこれで食べていってるんだから!!」
関係者が口々に言うと、二人は顔を見合わせ、仕方がないと言うように、レン君はキノコセットに座り、リンちゃんはその上に座った。
「はい、そのままー!いきます、3・2・1・・・はい、オッケー!次、いきます!」
その後、リンちゃんとレン君は文句を言いながらも撮影を終えた。
次に、お城をモチーフにしたセットで、ミクちゃんとレオンさんが撮影を終え、私達の番が来た。
「ルカちゃんは最後のシメ!張り切ってもらうわよ!」
「はい・・・えっと、これは・・・」
用意された撮影のセットは、王様が座るような玉座。
それに、私が持たされたこの小物は・・・
「何なんですかこれー!!」
持たされた小物は、シャンパンの入ったグラスに黒いムチ、そして・・・
「首輪・・・?」
何に使うの・・・?
しかも、犬用とは思えない、人間がつけるんじゃないかと思うような大きいサイズ。
「あの・・・これ・・・」
少し経ってから、おずおずとキヨテルさんが入ってきた。
「!?氷山さ・・・」
キヨテルさんははだけたYシャツに、犬の耳をつけていた。
「ぼ、僕はこれからムチとシャンパンを持った巡音さんにどんな仕打ちを食らうんですか!?」
「まーまー、落ち着いて」
カメラマンがキヨテルさんの肩をぽんっと叩き、私に玉座に座るよう、指示を出した。
「で、キヨテルさんルカちゃんの横に来て、ルカちゃん見上げて」
キヨテルさんが指示通り私を見上げた。
「ルカちゃん、キヨテルさんのあご手でくいって上げて」
「はう!?」
私があごを上げると、キヨテルさんは声を上げた。
「どうしたんですか?」
「いや・・・あの、くすぐったくて・・・・」
「我慢して!ルカちゃんキヨテルさんにシャンパンかけて」
「え!?」
シャンパン、かける・・・!?
「そんなことしたら、氷山さんが汚れて・・・」
「僕は構いませんが・・・」
同時に言った。
「はい、かけて!早く!」
「じゃあ、えいっ!」
シャンパンのグラスを、キヨテルさんの首筋から斜めに傾けた。
ゆっくりと、シャンパンがキヨテルさんの首筋を流れる。
Yシャツが、シャンパンのせいで濡れて、キヨテルさんの肌にぴったりとくっついた。
「・・・冷たいです・・・・」
「ごめんなさい!」
「撮りますよー!」
一枚目が撮り終わった。
二枚目はキヨテルさんに首輪をつけた写真、三枚目は私が単独でムチを持っている写真を撮った。
「はい、撮影終わり!お疲れ様でしたー」
「疲れた・・・」
いちいちドレスを替えたせいで、私の体力はかなり消耗されていた。
「ルカさんきれいだったよー!」
「すごく色っぽかったですー!」
リンちゃんとミクちゃんが私を囲んだ。
「目のやり場に困ったけどな」
「素敵でしたよ」
「僕じゃ相手にふさわしくないと思ったけれど、お役に立てたでしょうか・・・」
男性陣の中に、スーツに着替えたキヨテルさんが居た。
「そんなことないですよ!耳可愛かったです!」
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