屑籠から墓場まで 君を探して回る
平坦な道ではないが 得るものは何もない

手回し式の大都市は いつになく勝手だ
架空の臓器から放つ 毛だらけの光線

痺れるロックや切ないラブソングなら
残念だけどどこか余所を当たってくれ

無駄口を叩き鳴らせ 法螺を吹き鳴らせ 
そんなふざけた曲しか 俺は知りやしない


それはそれとして一息に 静けさを呷った
少し妬みが効きすぎて 舌が焼けつくようだ

ミイラと語り明かすのは 来週にしよう
捨て台詞を拾い集め リサイクルと洒落込む

ダンディな怪物が そちらを指差すので
会釈してあちらへ ちゃんちゃら微笑ましいね

飛んで火にいる懐かしさ 染みつくほど慣れた
厄介事が焦げてゆく 微かなる匂い

君の行方なんて陳腐な話はさておこう
羊羹でも切ってくるからお茶をいれてくれ

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くずかごからはかばまで   きみをさがしてまわる
へいたんなみちではないが  えるものはなにもない
てまわししきのだいとしは  いつになくかってだ
かくうのぞうきからはなつ  けだらけのこうせん

しびれるろっくや せつないらぶそんぐなら
ざんねんだけど  どこかよそをあたってくれ
むだぐちをたたきならせ   ほらをふきならせ
そんなふざけたきょくしか  おれはしりやしない


それはそれとしてひといきに しずけさをあおった
すこしねたみがききすぎて  したがやけつくようだ
みいらとかたりあかすのは  らいしゅうにしよう
すてぜりふをひろいあつめ  りさいくるとしゃれこむ

そちらをゆびさす だんでぃなかいぶつに
えしゃくしてあちらへ ちゃんちゃらほほえましいね

むだぐちをたたきならせ   ほらをふきならせ
そんなふざけたきょくしか  おれはしりやしない
とんでひにいるなつかしさ  しみつくほどなれた
やっかいごとがこげてゆく  かすかなにおい

きみのゆくえなんてちんぷな はなしはさておこう
ようかんでもきってくるから おちゃをいれてくれ

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

固茹でファンタスマゴリア(かたゆでファンタスマゴリア)

閲覧数:91

投稿日:2013/04/26 22:44:39

文字数:843文字

カテゴリ:歌詞

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