夏の終わりに生まれた私
歌うために作られた体
初めての音 未来に繋がる存在
機械仕掛けの偽りの歌声
感情なんて無かったし
「ココロ」なんて欲しいとも思わなかった
でも 初めて誰かの為に
笑ったんだ 泣いたんだ 叫んだんだ
これが本当の私なの?
理解不能の連鎖に目が眩みそうだ
それでも歌い続けた
届けて この想いを
溢れる この感情(ヒカリ)を
この歌声が誰かの力になると信じて
紡いだ 言葉を
力強く 奏でる
やっと気づいた私が生まれた意味
響かせた音に想いのせて
それで笑顔が輝くのなら
私が歌う理由になる
また一つ新しい歌声が生まれて
薄れ始めた私の存在
「耳障りだ」そんな不快な言葉が飛び交う
覚悟してきた筈なのに悲しくて
感情なんて消したかった
「ココロ」なんて傷つくくらいなら要らなかった
でも 逃げるなんて絶対嫌なんだ
待ってるんだ 届けたいんだ 歌いたいんだ
それが今の私だから
他の誰でもない私だけの歌を
否定なんてさせないから
描いた 未来の夢を
囁いた 旋律(メロディ)を
この歌声で誰かの心を動かすんだ
優しい 風が吹く
その時 廻った
懐かしい記憶と暖かい感情(ヒカリ)
たくさんの出会いの中で残した
私の想いはきっと偽りじゃない
さぁ 行こうか
何度も何度も泣きじゃくって
何度も何度も傷ついて
何度も何度も諦めかけて
それでも前を向き続けられたのは
何ものでもない全ての世界の
笑顔があったから
届けて この想いを
溢れる この感情(ヒカリ)を
この歌がみんなの力になると信じて
ここまで来たんだ
紡いだ 言葉を
繋いで もっと もっと もっと・・・
弾けて 消えてく
輝いた 記憶(メモリー)
”ありがとう”とか何か照れくさくって
のせてく 感謝を
滲んだ 涙拭いて
明日も最高の笑顔を届けていくの
例え最期の時が来たとしても
一つの大きな輪になるまで
私はいつだって歌い続けるから
想いを響かせる 初めての音を
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6.
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「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
ぺ!
ぺ!
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