「面倒臭えな」が口癖で
くだらないことは承知の上で
死ねないからただ生きている
よくある話だ そんなもんだろ
均してみれば世界人類
何割強が自殺志願者だ
くわえ煙草で酒を飲んで
寝てないことを自慢気に話す

明日になれば何かが変わるって
そうそう天変地異も起きやしないし
ただの日常で何かを変えるって
結局自分次第ってやつだよな

成功者がしたり顔で
「努力不足」と説くたびに
生きてることすら努力が必要で
笑うたびに顔が軋んで
普通ってなんだと呻いてる
あなたがどうか時間をかけても
そんな立場に落ちてから
また話したいねと笑ってやりたい
一般論に価値はあるのか

好きも嫌いも無価値に変わらず
趣味も嗜好も置き去って
それでも最後に残ったものが
僕の人間性だと言うのなら
道端にこびりついたガムのようだ
味もしないただの汚物だ

世界は暗闇に包まれて
降り出した雨は止まないなんて
そんな極端な話はしてないさ
光も晴れも遠くで見てきた
明けない夜はないだろうな
朝が希望とは限らないが

屁理屈だよ 知っているさ

死ねないからただ生きている
苦し紛れに笑って見せれば
明るいやつだと笑われた
面倒臭えな 馬鹿馬鹿しいな
自分を変えて活きていけって
じゃあその力は一体どこから
湧いてくるんだ 教えてくれよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

屁理屈

ただの詩めいた呟きです。

閲覧数:105

投稿日:2019/12/12 20:30:44

文字数:555文字

カテゴリ:歌詞

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