a
山積みにされた　問題に
右手も思わず　止まっちゃうよ
慣れているはずの　掛け算も
なんだか解答　合ってなくて

b
壱から壱拾まで　優しく告げて
解説読んでも　分からないから　
導いて魅せて　君の答えに　
今なら何処へも　付いて行ってあげる

s
壱に零を　かけるような
そんな何も　変わらないこと
繰り返しては　笑うんだ

愛に愛を　かけるような
分かりきった　君の答えも
少し期待を　抱くんだ

プラスになると　信じていたんだよ


a
解説解析　正解だ
応用テストも　花丸ゲット
壱百から壱千まで　答え出し
才能開花の　天才児かも　

b
シャーペン片手に　頬杖ついて
難題解決　どんなもんだい
ドヤ顔決めても　君は見てない
だから今ここで　アホの子演じるの

s
壱拾に零を　かけるような
どんな子でも　分かる答えを
考えるフリ　バカみたい

IにIを　かけた結果
皆分かる　ただの公式
でもねたまには　間違えて

自然数だけ　示して欲しいんだ

s
壱に零を　かけるような
そんな何も　変わらないこと
繰り返しては　笑うんだ

答えなんて　いらないんだ
欲しい物は　ただ一つだけ
今の君なら　分かるでしょ

君の口から　言って見せてほしい