沈黙の臓器が止まる
禁断の果実を口にして
二人で手を繋ぎ倒れ込む
そんな夢を見たよ

薔薇の華をちりばめて
細い身体ガラスの棺へ
安らかに眠る君の頬
誰も触れなければいいのに

目覚めた君の目に
映るのは僕じゃない
どんなに望んだとしても
僕の口づけでは 物語は終わらない


胸紐が絡まるのなら
猛毒の櫛で解かせばいい
二人で手を繋ぎ何処かへと
行こう夢で告げる

雪のような白い肌
血のような赤い唇
黒檀のような黒い髪
独り占めできたらいいのに

魔法の鏡に
呼ばれるのは僕じゃない
どんなに泣き叫けぼうとも
僕の口づけでは 物語は終わらない


焼けた鉄の靴履いて
永遠に踊り続ける
狂った女より
愚かなのは僕だ


目覚めた君の目に
映るのは僕じゃない
どんなに願ったとしても
僕の口づけでは 物語は終わらない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

53番目の童話

身分違いの恋的な。

閲覧数:157

投稿日:2009/04/19 21:02:58

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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