もそもそ作詞勉強中です。こっそり絵も。
プロフィールを見る投稿作品37作品
もっと見る-
僕らはバッタもんバッタもん
飽きない日常を貪るよ
僕らはバッタもんバッタもん
ぎょろりと君を見つけて見つめて
世界は虹色で描かれた巻物
一筆墨を入れ終焉を迎えるよ
芋虫毛虫昆虫のパレードは
ひっそりとひっそりとひっそりと
僕らはバッタもんバッタもん
秋ない命を嘆くよ...落下生
-
齧った林檎の転がる先に光は見えるか
背負った命の重力に耐えられるか
感情と本能が結託する時に
君の隣で立ち会えるだろうか
世界に降り立った瞬間
黒く染まった両の手
嘆いて顔を擦っても
染まり染まっていく、視界は暗く
抉った心を捨てた先に人は埋まる
傷ついたと喚く信号に従うまま...モノクロ生命体
-
背景背負ってBGM流して
物語の主人公は影を薄める
肩書き名乗ってABC唱えて
周囲から多大な賞賛を浴びる
あたりまえが不安で疑問を持ち始めた
でも言い出せない弱い弱い僕に
つーしんぼちょうだい
世辞とかいらないから正当な評価を
突き出してちょうだい
政治とか恋情もない皆からの評価をこっそり...くれくれくんとつーしんぼ
-
名を偽れば得られる物になんて
価値などないはずなのに
気づかない傷つかないふり
固執する者は滑稽ですね
自分で蒔いた種くらい処分は
簡単にできるはずなのに
可動しないのはおかしいのでは
故障した人は脆いんでしょうか
"マインドコントロール"
美味しいとこだけ食すのです...まあるいこころ
-
新感覚弾けるアメ口に含んで
また今日がはじまるよおはよう
朝刊とか詰まった赤いポストを
覗いて、さあ行こう
陽気なテンポでステップワンツー
僕ら知らない道を歩いていく
右手左手ばらばらに動かすのは
嫌いかい?なら手を繋ごう
虹色染まる水たまり飛び越えて
空へ駆けだすしゃいにんぐがーる...しゃいにんぐがーる
-
地中に埋まる資源は有限
既知の危険に声を荒げて
視界に広がる世界は当然
廃る一方で傾いていた
さあさあどうしようもない状態
「交代どうだい?」持ちかけも論外
まあまあここはひとまず置いといて
現代社会懸命にいきましょ!(いぇい!)
たらんたらんたらりぱっぱ♪
嗤え少年よ引き裂け外装を...愚者の行進(仮)
-
制服を一枚一枚脱いでいく君の眼が綺麗だ
独り言のように口にしたら溢れ出した色
勉学だけじゃ物足りないから
少し脚色した物語を望んだ
背伸びしたくて作り上げた嘘に
縛られて笑う顔を見てきた
名を呼ばれてまっすぐに伸ばした手が
いつか大切な人と結ばれるから
焦らなくていい誤魔化さなくていい
大人になれば...卒業証書
-
メッセージ
-
照明が落ちて
上演が始まるまで
視線を交わす者は
まだ未定のまま
赤い頬を濡らす
林檎の責苦を
知らぬまま望む時
微笑みはしないから
誰もいない映画館の真ん中に
座る私の左手に薔薇を頂戴...夢虫(仮)
-
他人が電車で吐き捨てた夢を壊れたヘッドホンが拾ったようだ
ぶら下がる広告が差し出した紅茶の中で金魚が酸素を求めていた
世界が30度回転しちゃって見える景色は変わるのか知らん
同じく真似したお猿さんは私を軸にしちゃってまあ
高速で流れる映像に名前をつけることの無いように
君とここにいた現象も誰一人とし...ガール→ドール
-
人ゴミに埋没しそうな
黒い髪が素敵な花盛り少女
残念賞のティッシュと共に
寂れた商店街闊歩している
射的で狙った僕の心臓
外れて当たった玩具手にした
彼女の唇が生み出す
シャボン玉が弾けちゃって
毎夜頭の中を流れている音に
歌詞をつけてしまったら...Re:Re:Re:
-
誰かが投げ出した
パズルのピース一つ
かじった赤ちゃん
ハラヘッタって泣いている
先ほど報道された
台風16号
ベランダのシャツは
知らんぷりで拗ねている
両手をあげて
愛されたいのだと...近状報告
-
優しく伸ばされた手を叩いたんだ
無償が怖いと知って
されど撫でるのを許すのは
底に疚しさを見たから
分かっていたんだ最初からイライラしてた
散らかっていた感情から弾けたんだ
ただその結末があまりに
見え透いた物だっただけ
汚れきった二人の相性
嗚咽の音が街中響いて...請求書
-
抱いた感情の名前何というのだろう
疑問符が頭に浮かんでは消えなくて
深夜に図書館の鍵をこじ開けて
埃被った古い辞書を逆さまにした
膝ついて床に散らばる単語を摘み上げた僕に
君がスカートを手で押さえて隣に座り笑う
「模範回答は正解じゃないわ。こんなに綺麗なものじゃないもの。」
とたんに呼吸ができなくな...雨意
-
自分の都合良く修正された
記憶に存在しないものが
今の僕を指差し笑っている
昔の僕が指差し笑っている
無邪気にナイフ振り回して
足元の水溜まりではしゃいでいた
「止めて」と伸ばされた誰かの手を
「うるさい」と踏み潰していた僕
馬鹿だ馬鹿だと思っていたけれど
これほど馬鹿だとは思っていませんでした...「馬鹿だ馬鹿だと思っていたけれど、これほど馬鹿だとは思っていませんでした。とりあえずそこに正座しろ。」
-
街中を銃弾が飛び交う
流れ弾には要注意
誰かが誰かの名を呼んで
連れ立ち歩く交差点
有名絵画の彼女は
皆に優しい良い子だけど
雨にうたれてびしょ濡れで
惨めな姿可哀相
このままじゃいられないって
塾から駆け出した少女は...サバイバル