制服を一枚一枚脱いでいく君の眼が綺麗だ
独り言のように口にしたら溢れ出した色
勉学だけじゃ物足りないから
少し脚色した物語を望んだ
背伸びしたくて作り上げた嘘に
縛られて笑う顔を見てきた
名を呼ばれてまっすぐに伸ばした手が
いつか大切な人と結ばれるから
焦らなくていい誤魔化さなくていい
大人になればきっとわかるさ
制服を一枚一枚脱いでいく君の眼が綺麗だ
独り言のように口にしたら溢れ出した色で
僕の世界を染めて一人取り残して
遠くへ消えゆく感情にお別れさ
傷つけることしか悲しませることしか
できない木偶の坊を捨てなよ
振り返らず一歩一歩歩き始めた君の背が綺麗だ
独り言をぽつり口にしたら零れ落ちた色
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