A
勇敢な戦士みたいに守ってゆけたら
まばたきの隙間に映るあなたのこと
「大丈夫」そうやって言うけどいつも消えるの
どこに行くのってわたしには聞けないから
B
苦しく笑う 果てが揺らいでく
またそのうち帰るからと煙草をふかして
湿度の高い夜に包まれる
まばたきの隙間こぼれて錆びたネオンの街に落ちる あぁ
S
悲しく灯る足音 傷にしみる朝の白
何度も何度も抱えて簡単な嘘も飲み込んだ
掠れたままでいいからその声に覚まされたい
何度も何度も願って丁寧に汚された季節
S'
ねぇあの日は知らなかった
ひとつひとつの意味に
気付かずに弱いままでいられたら
A
勇敢な戦士みたいになんてなれない
息を潜め部屋の隅にいるわたしは
もうちょっとこうすれば良かったのかなとか
不確かなことを確かめようとしては
B
ただ生きている ドアの音を待つ
今日は来るの来ないの?もう心は壊れた
まどろみの中 途切れた世界で
まばたきの隙間あなたの影が浮かんだ
S
悲しく灯る足音 傷にしみる朝の白
何度も何度も抱えて簡単な嘘も飲み込んだ
掠れたままでいいからその声に覚まされたい
何度も何度も願って丁寧に汚された季節
S'
ねぇあの日の忘れ物は
置いたままにしていて
果てのない勘違いをさせていて
C
壊れた心を拾い集めた
トゲのある不細工な本音を
いつまでも大切にしすぎたな
気付けば届ける場所も無かった
あなたがどこかで生きているなら
わたしも生きていたいと思う
この気持ちが不純であるならば
正しい愛など要らないわ
LS
待ち人が告げる春の終わり
ぬるい風には予感が立ち込める
バラさないなら嘘ついてもいいよ
苦しく笑う あなたを守る
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