青い空が皮肉を交えて笑ってるように
あなたも私を塊としか見てないのでしょう

ここから体を溶かす雨でも降って
流れ出るならそうなりたいと
いくつもの雲の隙間の光が
それを拒む

何も私はできなくて 歩く足でさえうごかせなくて
細い脚は可憐であるだけで 長く立っては折れてしまうから
このまま此処に居させて それでも駄目なのなら

灰色の雲が私を迎えに来ているようで
嬉しさと切なさと惨めさがまじりあうこの胸が

逆流してしまいそうなものを飲み込んで
出てこなくとももう一度
青い空と雨が見たくなるほど
呼吸できず

何も考えつかなくて 戯れる気分をどうしろと
もう少しだけでも進まない 進んでは終わるのが恐いから
このまま此処に居させて それでもどうにも

何かに救いを求めたって 誰も考えてくれぬから
一人でいる事に慣れたのだ 寄りかかるのは嫌いになった
このまま此処にいなくても それでもういいから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨音の青

閲覧数:76

投稿日:2010/11/20 16:34:13

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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