もし ここに君がいたら
僕は泣くんだろう その手を取って
満点の星屑に
想うことはひとつ ただそれだけ

落ちていく葉に 自分を重ねて
ひとつ、ひとつ 息を吐く
揺れるコスモス 崩れてく君が
はらり、はらり 愛しくて

鮮やかな月が 身を潜めずに
頬伝うしずく 拭わずに
透明に笑ってください
あの日のままで笑ってください


もし あの日君をここで
引き留めていたなら それで良かった
満開のコスモスに
誓った約束は すべて消える

手を伸ばせば 届くと思ってた
ひとつ、ひとつ つかめない
細い指先 それに触れたのは
いつも、いつも 君でした

秋の夜の秘密 口を閉じて
冷やかな風が 沁みていく
手を離さずにいてください
あの日のままで笑ってください


もし ここに君がいたら
僕は泣くんだろう その手を取って
満点の星屑に
想うことは ひとつ
愛していました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

秋桜

秋のうた。
いない誰かを想う、そんな感じです。

閲覧数:49

投稿日:2011/09/17 09:16:13

文字数:384文字

カテゴリ:歌詞

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