「セイヤノキセキ、わたしにもくるのかな」


小さな箱の中でわたしは素敵な話を知ったの

セイナルヨルと赤い服のおじいさんのお話

だれもが幸せになる
夢のような
甘いお菓子みたいな話


わたしにもくるかな
「聖夜ノキセキ」

ねぇ?マスター


マスターはわらってる
わたしもつられてわらった

「そうだね、きっときてくれる」

マスターはそう言って
わたしの頭を撫でてくれたんだ


夜は更ける
街は幸せな香りに満ちる


ねぇ?マスター
本当は知ってるの

聖夜ノキセキはニンゲンだけの特権だって

夢のような甘いお菓子みたいな話は

僕らにはきてくれない


夜が明ける
町中が夢からさめた朝

僕の枕元には
プレゼントはない


プレゼントはなかったけれど

ボクの目の前には
一つのファイル


「ミクに贈る、唄」


ねぇ?マスター


聖夜の奇蹟のその意味を
教えてくれて

ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

セイヤノキセキ

クリスマスイブなんでなにか一つくらいクリスマスがらみで!とおもいました

最初は歌詞をあげたかったんだけど、時間がなく、断念。。。

通勤電車内にてさくさく作成しました。


あー寒いわぁ

閲覧数:178

投稿日:2008/12/24 10:58:25

文字数:405文字

カテゴリ:小説

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