シミの付いたコップ
木製のぼろテーブル
針の動かない時計
空の花瓶注がれぬ水

光差す窓辺割れたガラス輝いて
埃積もる鉢植え生きた証残して

色あせた写真笑うのは誰

ぼんやりと切り取る日々の欠片
流れ過ごしていた幻が見えて
柔らかな風がカーテンを揺らし
ここには僕しかいないのだと言った

鈍く光るスプーン
狭く小さなキッチン
錆びた鍋が転がって
空の小瓶中身はなくて

リビングの床息づく様に芽吹く葉
蔦が這う屋根の下に迷い込んだ僕

透き通る身体消えゆく思い出

ぼんやりと切り取る日々の欠片
流れ過ごしてきた幻が見えて
柔らかな風がそっと髪を揺らし
ここには僕しかいないのだと言った

僕しかいないのだと言った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

日常を切り取る

ここで初めて歌詞を投稿させて頂きます
静かな廃墟のイメージです

閲覧数:474

投稿日:2020/11/17 15:01:16

文字数:310文字

カテゴリ:歌詞

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