A1
脳天に響いた 突き抜ける鈍い音
何もかも奪ってった
何もかも知らない振りで


B1
ドン、と一度・・・
ニャアとも言わず・・・

ハッ、と一度・・・
息すらつけず・・・


S1
眼の前の 小さな灯(ともしび) 消えてゆく様
誰もが見て 誰もが跨(また)いで 誰もが忘れてく

霞んでく 小さな灯 消えてゆく様
私はただ 助けてとコール 願うしかないなんて

涙が出るのは
無情で 無力な ヒトのせい
孤高で 非力な ネコのため


S2
眼の前の 小さな灯(ともしび) 消えてゆく様
誰もが見て 誰もが跨(また)いで 誰もが忘れてく

霞んでく 小さな灯 消えてゆく様
私は今 つたない詩(うた)など 書いてしまっていて

涙が出るのは
愚直で 無力な ヒトのせい
確かに生きてた ネコのため

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

生きていた猫の話。

眼の前で、哀しい猫を見ました。
歌詞と言うより、感じたことを、あるがまま書いてしまいました。

哀しい猫を悼んで。
哀しい人に悲しんで。
哀しさの中でも、書いてしまう私に傷ついて。


人にしろ、猫にしろ、心にしろ。
消えていくのは、本当に短い時間で消えていって。
きっかけは突然くるものなんだと、涙はそのとき出ないのだと。

ただすり抜けていくことに、怖くなるのだと思い知らされました。

閲覧数:46

投稿日:2011/02/01 23:28:20

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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