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イヤホンからこぼれ出す音
バスの外の雨
産声あげたひとりの赤子
惜別の泣き声
そんな世界で

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見えなくて泣いた明日も
思い出して笑った昨日も
幾千もの心が願った一秒
奏でいる儚い音
そんな音が響く世界
幾千もの願いと共に回ってゆく

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教室から聞こえてる声
部屋の外の囁き
口ずさむ歌君の歌う歌
君と僕、泣く声
そんな世界は

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泣いていた僕の孤独も
泣いていた君の孤独も
二つが一つなら怖くはないから
涙と泪を繋ぐよ
ひとりぼっちじゃないよ君も
幾千もの心が共に回ってゆく

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反響する音
掠れてく君だけの夢
どんなメロディーだろうと
小さく強く
この世界に響く
僕にも聴かせて
君だけのメロディー

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誰かのための涙も
君がくれた無垢な笑みも
幾千もの心が願った一秒
輝いて儚く散る
そんな風に回る世界
幾千ものメロディーと共に回ってゆく

煌めいて