悲しいけれど お別れなんだ
知らず揺れてる 窓際の薔薇
ソファーの上着 食べかけのパン
カレンダーには 明日(あした)の予定
急いで描いた(かいた) 歪(いびつ)な線だ
僕から君に 最後の贈り物
残す 絵の中 宝箱
取り出す手段 君は知ってる
言いたいことは みんなその中
あげたいものは みんなその中
ひとつを選ぶ くらいじゃ足りず
永遠(とわ)に寄り添い 姿を変えて
悲しいけれど しょうがないんだ
花が枯れても 土は残るし
片付ける間(ま)も ないみたいでさ
泣き虫だから 少し心配
途中で折れた 歪(いびつ)な線だ
僕から君に 最後の贈り物
残す 絵の中 宝箱
取り出す手段 君は知ってる
僕の両手じゃ やれないものも
なにもかもをさ 入れといたから
どんな望みも 受け入れるだろう
どんな願いも 叶うだろう
言いたいことは みんなその中
あげたいものは みんなその中
果てない空の 真実もまた
愛しい君に 無限の色を
ああ この想いさえ 蓋(ふた)の向こうに
瞼(まぶた)と閉まる もうすぐ見えない
絶対だよと 約束事も
混ざって溶ける 蜜言(みつごと)も
金の鎖も 忘れな草(わすれなぐさ)も
望むんならさ 毒とナイフも
しまい込まれた 箱の奥底
一滴(いってき)燃える 凍った涙
伸ばされる指 泡沫(うたかた)は溶け
無限に響く 可能性だけ
無限に響く 可能性だけ
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