愛した君とさよなら
降りしきる花の雨の下
ふり返り背中を見送った
「また…出会えるのかな」

まどろむ陽ざしのように
寄り添ってた日々が
ずっと続くと信じてた
僕が描いた理想の未来は
音を立てて崩れた

終止符に囚ざされ
しるべをなくし
心のゆき場も見えない
四月の吹雪に
記憶を凍らせてしまえば
忘れられるのかな すべてを

痛みだけ残したまま
この季節過ぎてゆくのかな
"誰かを愛しく思えるように"
さくら木に願った

愛した誰かに出会えたら
舞い踊る花の雨の中
溢れ出す想いを伝えよう
そっとくちづけして

大好きな君に出会えたら
舞い上がれ空の向こうまで
差し出すてのひら握りかえし
希望を唄うから



(ひらがな)

あいしたきみとさよなら
ふりしきるはなのあめのした
ふりかえりせなかをみおくった
またであえるのかな

まどろむひざしのよに
よりそったひびが
ずっとつづくとしんじてた
ぼくがえがいたりそうのみらいは
おとをたててくずれた

おわりにとざされしるべをなくす
こころのゆきばもみえない
しがつのふぶきに
きおくをこおらせてしまえば
わすれられるのかな すべてを

いたみだけのこしたまま
このきせつすぎてゆくのかな
だれかをいとしくおもえるように
さくらぎにねがった

あいしただれかにであえたら
まいおどるはなのあめのなか
あふれだすおもいをつたえよう
そっとくちづけして

だいすきなきみにであえたら
まいあがれそらのむこうまで
さしだすてのひらにぎりかえし
きぼうをうたうから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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さくらの下で、君に

みくたん2。
テーマ「春」「桜」「出会い」「別れ」
…ということで、四月に大好きな人とお別れした少女のお話にしてみました。
最後に大好きな人に出会えたのか、叶わなかったのか、そこはご想像にお任せします。

閲覧数:360

投稿日:2012/03/25 22:11:03

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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