ふっと目が覚めてしまって 
真っ暗な廊下歩く


あ あれもやらないとな
あ そうだ洗濯物もだ
あ これも明日こそは
あの子に贈らないと

巡る 音が

繰り返す日々を生きて モノクローム歩いてく
足元にほんの少し 楽しかった蒔いていく
明日から僕の足で 近づいてみせるから
もう少し少しだけさ 待っていてくれないか



じっと外眺めてたら
ちょっとだけ寂しくなって
ぱっとすぐ部屋を染める
そばのテレビをつける

遠く 巡る サイレンの音が
夢を 冷まして ニュースの声 テレビ

真っ暗に立ち尽くして 参ったなって呟いて
ため息を受ける箱は 渡せないプレゼント
明日から明日こそって 口癖が悲しくて
朝イチのニュースだけが 僕のことを知っている



そっと目を閉じてしまって
ちょっとだけ泣きそうでも
この夜が明ける頃に
あの空へ昇るんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

部屋のテレビと僕の顔

自分の死に気づいた死者は
やり残した後悔を全て抱えて昇っていく

閲覧数:71

投稿日:2014/09/22 17:21:23

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました