流るる刻の中 果てなき空に浮かび
永久に巡る四季さえ あはれも散るがごとし
朝焼けに生まれて 此の世界を照らし給ふ光
その強き輝きゆえ 数多を燃やしては悲しみ哭いた
儚い優しさ 花 彼は誰時
然も兎へ及ばぬ 心愛し
嗚呼 流るる刻の中 果てなき空揺蕩ひ
夜を知らぬ烏の宿命とて いとをかし?
夕闇に生まれて 此の世界を包み給ふ光
その弱き輝きゆえ 数多をも病みては哀しみ哭いた
眩い温もり 風 黄昏時
然も烏へ及ばぬ 心愛し
嗚呼 流るる刻の中 果てなき空揺蕩ひ
昼を知らぬ兎の宿命とて いとわろし?
流るる刻の中 果てなき空を眺め
いつか消え逝くとして 今 咲き誇れ
流るる刻の中 果てなき空の下で
ナキサケベ カキナラセ 刹那散り逝く命
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