A
たとえばこの指に
この小指に
赤いリボンが結ばれていたら
それは君に繋がってるんだよ
B
ずっと一緒にいようって
ずっと前に決めた
そんな約束は 忘れてしまったかな
C
覚えているよ 僕は
絶対に忘れない
君の全てを 何一つ忘れない
D
心が君の声を
身体が君の歌を
命が君の全てを
記憶してるから
A
泣き虫な僕には
困った顔して
いつも涙を拭いてくれていた
そんな君が大好きだったんだ
B
きっと君のそのリボンは
きっとほどけながら
僕の小指まで 繋がっているんだよ
C
抱きしめるから 今も
絶対に離さない
君の全てを 何一つ離さない
D
小指は赤いリボンで
涙は君の腕で
気持ちは二人の歌で
繋がってるから
A
身体からリボンが
はらりほどけた
その腕が赤いリボンになって
君の身体は解けはじめていた
B
そっとその身体に触れて
そっとこぼれ落ちる
赤いリボンは 君を消していってた
C
なくしたくない 君を
絶対に壊さない
君の全てを 何一つ消させない
D
失うくらいならば
このまま消えてゆこう
二人で消えてしまおう
一人にしないで
A
もう泣かないでよ
君は笑った
涙をぬぐう指がないからさ
私がいないと心配だから
B
ずっと傍にいてほしい
ずっと泣き虫だよ
君はいつでも 涙を拭いてくれなきゃ
C
泣き虫でいるよ 僕は
絶対にいかないで
君の全てを 何一つ零さない
B
じっと二人寄り添って
じっと息をひそめ
抱きあいながら その時を待っていた
D
心は君の物で
身体は君にあげる
命も君に捧げる
だから消えないで
D
あんたはここにいるの
優しく君は笑った
リボンを握り締めると
君はほどけて消えた
E
小指に繋がる
君の赤いリボン
赤いリボン
えーと、分かりにくいですよね。
一応‥‥
仲良しの女の子がリボンになっていなくなってしまう男の子の歌です。
イメージとしては、透明人間の包帯がとれる感じで!
余計分かりにくいですか、そうですか。
すみません。
なんとなく兄さんっぽいイメージで書きました。
しかしヘタレ過ぎますね、「一人にしないで」って。
でも泣き虫な兄さんは好きなのです。
ヘタレンも可愛いです。
双子でヘタレヘタレしているのは可愛すぎます。
多分つまりヘタレ男子が好きなだけです。
ご覧いただければすぐに分かると思いますが、これでも運命の赤い糸をモチーフに書きました。
たまには乙女なものを!
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