「さて始まりましたツッコミし隊! この番組では、私とリンちゃんがツッコミまくるトークをお届けします!」
「ツッコミまくりますよー」
「今回は『数学編☆2』ということで、確率の基本性質についてツッコミトークをしていきたいと思います」
「確率・・・なんか、キラキラしてますね!」
「・・・そうですか?」
「はい!」
「そんな自信満々に言われると、なんだかなー。まずは、事象AとBに対して、」
「何ですか?」
「・・・だから、事象AとBに対して・・・」
「それは分かってます。その、事象AとBって、何者ですか?」
「何者? ・・・何者でもない何かですよ」
「意味深な発言は控えて下さい、ミクさん」
「しょうがないですねー。まぁ、いいです。事象AとBは、・・・」
「どうしました?」
「・・・・・・まぁ、とあることをいいます」
「分かりました」
「それで、事象AとBに対して、AとBがともに起こる事象をAとBの積事象といいますよー」
「積事象は・・・掛け算で計算するんですか」
「そうですね」
「そのAとBの積事象は、記号A∩Bで表すことができます」
「へー」
「次に、AまたはBが起こる事象を、AとBの和事象といい記号A∪Bで表します」
「和事象は・・・積事象の数より多そうですねー」
「そうですね! AにもBにも当てはまりますからね」
「へー。やっぱり確率は、どこか堅苦しい数学を感じさせませんねー。さすがです」
「まだまだ一部分に過ぎませんからね。どんどん行きましょうか」
「そうだね!」
「さっきは事象AとBは起こるという前提がありましたが、今度はその前提がなくなった場合を考えてみます」
「そんな前提あったんだ」
「・・・ありましたよ」
「リンさん、そんな細かいとこには気が回らないですよ、あーあー」
「・・・・・・話を戻して。その場合は、2つの事象AとBが決して起こらないこともある、です」
「あー、さっきとは、いわゆる真逆ですね、はい」
「そんなとき、事象AとBは互いに排反であるといいます。または、AとBは互いに排反事象であるともいいます」
「排反と排反事象・・・どうちがうんですか?」
「同じ意味です」
「へー。じゃあ、どっちも覚えよー! 1に排反、2に排反事象、3、4が休憩、5に排反!!」
「・・・リンさんのそのテンション、時々楽しそうだなと実感します」
「そうですかー??」
「あ、ちなみに、互いに排反というふうに、『互いに』とセットでどうせ覚えるなら覚えて下さい」
「あ、単品では売ってないんですか」
「はい。必ずセットです」
「そうか・・・ちがうバージョンを2セットくれ」
「互いにの方は共通ですけど、排反と排反事象・・・で、よろしいですか?」
「そうだな。それでいい」
「かしこまりま・・・って、何ですか、このコント」
「ただのコントじゃないもん! コント劇場だもん!」
「どっちでもいいですよ」
「・・・コント劇場だもん・・・」
「・・・分かったから、そんなに拗ねないで下さい」
「んー・・・分かったよ☆」
「さて、もうそろそろ時間がないので、ここらで終わりです」
「えええっ!??」
「それではみなさんごきげんよー!」
「・・・来週まで、さようならー!!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ツッコミし隊! (数学編☆2)

こんにちは、もごもご犬ですこんばんは!
今日は、ここまでとなります!!><
本日投稿しまくった作品の数は、なんと16個! なんかこの間の14個よりも記録更新してしまったwww

まぁ、そんなことはさておき。
この作品、実はまだまだ長いはずだったんですけど、とある記号が出てこなかったので、全部切り捨てました(四捨五入風に)。


次回は、まだ未定ですが、お楽しみに!^^

閲覧数:121

投稿日:2011/02/26 16:42:32

文字数:1,342文字

カテゴリ:小説

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